ナウは創作モンスター

俺が書いたマンガ置き場。雑記もあるよ!

マンガを作ってネットにあげるまでの手順with使った道具たち

最近、フルカラーのマンガを14ページ、ネットにアップしました。

 

今回のエントリーでは、どういう作業手順でゆるやかナウが原稿を完成させてネットに上げたのかを書いていきます。私と同じようにネットでマンガを発表しようとする人の一助になれば。

 

①線画の描画(ペン入れ)

原稿用紙とペンの準備

『ヌンチャク、君はどう思う?』(以下「ヌン君どー」)において線画はアナログ手法で製作されています。

 

デリーター 原稿用紙 B4 135kg4コマメモリ付 (D)

デリーター 原稿用紙 B4 135kg4コマメモリ付 (D)

 

 

もともと「ヌン君どー」は「4コマ漫画」を想定して構想を練っていましたので、4コマのコマ割り線が簡単に引けるタイプの漫画原稿用紙を買って使ってみました。

 

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こんな感じに、うすい水色で印字されたコマ割り補助線にしたがって簡単に4コマの枠が引けます。

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↑小さい方がA4サイズで大きい方がB4サイズの原稿用紙。

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色々試した結果、「ヌン君どー」では大きいサイズの原稿用紙を使って、1枚に2コマで描画することにしました(小さい原稿の方が絵の「デフォルメ力(りょく)」とか、かえって画力やセンスを求められる気がしたんだ。あと、スマホ&ウェブブラウザで閲覧されることを重視してこのスタイルに。贅沢な原稿の使い方だね!)

ペン(マーカー)はこのコピック マルチライナー 4本組 ブラック Aセットを購入。(Amazonで調べたら一番上に来た商品だったので)

 

 主に、このセットのなかの0.1の太さのヤツでペン入れしてます。

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レビューの評判どおりめちゃくちゃ使いやすいです(使い始めたばかりなのでインクの持ちがどれくらいなのかは語れなくてスンマセン)もっと太めのペンを集めたBセットもあるようなので今度これも買ってみます。

Too コピック マルチライナー 4本組 ブラック Bセット

で、
これらの紙とペンを使って線画の描画開始

シャープペンで下書きを描いて、ペン(マーカー)でペン入れ!

※ペン入れが終わった後の消しゴムかけはする必要はありません(スキャンしてデジタルデータにした時に、うすい色(水色のトンボ枠や鉛筆線)を飛ばしてしまうからそのままで大丈夫。鉛筆で濃く書いてしまったところや沢山迷い線を書いたところだけ消しゴムをかけましょう)

 

②原稿をスキャンして彩色

次に、ペン入れが終わった原稿をスキャナーで読み取ります。

 

EPSON A4フラットベッドスキャナー GT-S640 4800dpi CCDセンサ

EPSON A4フラットベッドスキャナー GT-S640 4800dpi CCDセンサ

 

 

ゆるやかナウが使っているのはこのエントリーモデルの機種。以前はプリンターやコピースキャナーが1つになった一体型タイプのヤツでスキャンしていたのですが、このスキャナーを買って使ってみて、読み取りが速いしスキャン画像が圧倒的にキレイだしでもっと早く買えば良かったと思っている今現在。

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↑B4サイズの原稿用紙はこのように一度にスキャンすることが出来ません。

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だからこんな感じに2/3ぐらいずつ分割してスキャンした後、ペイントツールSAIを使ってレタッチ&統合していきます。

これら2回に分けて読み取ったペン入れ済み原稿をsaiに読み込ませ、画像のコントラストを最大にしてトンボ線と鉛筆線を飛ばします。

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そして、コントラストがはっきりとした線画画像に変換できた2枚の画像を1枚の画像として統合します↓

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この2枚の画像を微調整して結合する作業からはマウスではなく、ペンタブレットを使っていきます。

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ワコム ペンタブレット Intuos Comic マンガ・イラスト制作用モデル Sサイズ 【新型番】2015年1月モデル CTH-480/S3

 ゆるやかナウが使っているのは、エントリーモデルで一番サイズが小さいヤツ。ペンタブを本格的に使い始めたのは最近ですがかなり手になじんできました。SサイズMサイズ等いろいろなモデルがありますがタブレット部の読み取り範囲がせまいタイプの方が疲れにくいという人もいるようですね。私は現状このペンタブに全く不満はありません。ペンの感触が気持ちよくて好きです。

と、キレイな線画が完成したら、このペンタブとペイントツールsaiを使って彩色していきます。シンプルな「アニメ塗り(?)」で塗っていきます。

ペン入れと彩色が終わったらこんな感じになります。

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この時点で、効果音やフキダシのバルーンはまったく描画していません。それは、次でやるの。

③写植作業

saiで完成させた画像データにいかにもマンガらしいセリフ(テキスト)、フキダシ、効果音等を足していく作業に入ります。

写植作業で使うのはこのソフト。

今回の「ヌン君どー」のために購入しました。

買ったといっても、ダウンロード版のオンライン認証による月額課金サービスを使えば一ヶ月500円でソフトの機能をフルに使うことができます。(私もこのコースに申し込んだのです)買い切りだと23000円ぐらいするソフトですが、「長期休暇に集中してマンガを製作したい」「自分のマンガ創作スタイルとソフトの相性が良いのか試してみないとわからない」といった人にこのCLIP STUDIO PAINT EX月額プラン(バリュー版)、超オススメです(月々に払っていた料金が累積しパケ代と同額になると買い上げ扱いになり無期限で使えるようになるようです)

※パッケージ(オフライン)版もある

セルシス CLIP STUDIO PAINT EX

※このクリップスタジオを使った写植作業はペンタブじゃなくてマウスで行いました

SAIもCLIP STUDIO PAINT EXも持っていない方へ

私は画像のレタッチと彩色をSAIというソフトを使って行ったと書いてきましたが、このCLIP STUDIO PAINT EXさえあれば写植のみならず、画像のレタッチ、結合、彩色もこなすことができます。(私がアナログで行ったペン入れ作業もクリップスタジオでやれます)ゆるやかナウが以前から写真の加工等でsaiを使うのに慣れていたから作業工程にsaiを噛ませているだけで、CLIP STUDIO PAINT EXがあればsaiは必要ないと思います。saiは低スペックのPCでも気軽に使える安価で高性能なソフトだと思いますが、「デジタルマンガ製作のためのアプリケーションソフトを1本も持っていないから何か買おう」と検討中の方は、このCLIP STUDIO PAINT EX月額バリュー版から初めてみるのがいいでしょう。

 

パソコンの推奨動作環境、動作検証などが気になる人のために、ゆるやかナウの作業PCとその周辺機器のスペックをまとめただけの独立したエントリーを書く予定です(↓書きました↓)

 

monsternow.hatenablog.com

 

クリップスタジオを使った具体的な写植作業だけをまとめたエントリーも後日書く予定です

 

そんなこんなで、

写植作業が終われば原稿は完成です。あとはコレをツイッターやブログ、マンガ投稿サイトへあげるだけ!(あげる時はそれぞれのサイトに最適化した長辺サイズにリサイズしてUPしましょう)

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以上の作業工程をへて作られたゆるやかナウ先生のマンガはコチラで読めます↓

 

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突然、けぬきちゃん登場!※彼女についてはコチラ(過去記事)

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↓「ナウは創作モンスター」エンドアニメ

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