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ナウは創作モンスター

俺が書いたマンガ置き場。雑記もあるよ!

「ミルクック」っていうアイス、知ってる?

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「ミルクック」というアイスをご存じだろうか? より知名度の高いブラックモンブランならどう? しらない?

これらの商品は、佐賀県に本社と生産工場を持つ「竹下製菓」が発売している九州地方のご当地アイスである。

九州で育った人間にとっては馴染みのある商品らしいが、最近福岡に引っ越してきた私にとってみれば初めて知る、いわば新商品みたいなものだ。

ブラックモンブランは昔一度だけ食べた記憶があるが、「ミルクック」は先日コンビニで見かけるまで、商品の名前すら知らなかった

 「ミルクセーキ」という文言に惹かれた私はさっそく購入。

食べてみたら、おいしい! 植物油脂が入っていないので後味もさっぱり

竹下製菓さんには大変失礼な言い方になるが、ガリガリ君の「ミルク練乳フレーバー」を頭の中で想像して頂ければ、それが大体「ミルクック」になる)

しかし、私が一番感動したのはその味、おいしさではない。

ミルクックに付いている「あたり付きバー」のクジ、「どうぶつ見ぃつけた!」におけるエンタメ性の高さに心底驚かされ、私は「おおお!」と感嘆の声をあげたのだ!

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パッケージに印刷されてる「どうぶつ見ぃつけた!」の説明画像が公式ホームページにもあったので見てみよう。

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あたり付きバーと言っても単に「あたり」「はずれ」という文字が印刷されているのではなく、絵合わせになっているところがミソ。

(動物たちのキャラデザめっちゃカワイイ! なぜキリンにだけ葉っぱという小道具が書き加えられているのかは激しく謎。例えば「キリン」に似た「馬」とハッキリ区別するためとかだったらわかるが…)

私はこの説明を見た時、そのシステムの意味が全くわからなかった。

けれど、実際に開封し食べ始めると、「どうぶつ見ぃつけた!」がもっているドラマ性の強さに気づくことになる。

以下、アイスを食べている過程と心理描写

 

開封時。見えている動物は持ち手部分の一体のみ(ゾウ)。この動物の絵がこのあと何枚出るかによって「大当たり」「小当たり」「外れ」が決まる。

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シャクッ。シャクッ。シャクッ(食べる音)
ある程度食べ進めると一体目の動物が顔を出す。この時点で「大当たり(100点)」かどうかが確定する。

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さらに二体目。あ、ゾウさん来た!三体目の絵柄によって50点か10点かが決まるぞ!

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(急いで食べつつ)さあ最後の一体!来い!

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やった! 50点あたり! ※100点ためるともう1本もらえる

 

シュレーディンガーの猫」とは違い、商品を買った瞬間から「当たりか外れ」というのは確定している。にもかかわらず、食べ進めるだけでワクワクしてきて、さらにそのドキドキは食べ終わる(絵柄が全部明らかになる)まで続く。

それは丁度、「どうせ最後は主人公が勝つのはわかっているけど、思いのほか、道中ハラハラドキドキさせられ最後までちゃんと読んでしまう漫画」のようである。

テントという芸人さんの「人間パチンコ(スロット)」というネタも彷彿とさせる。

真ん中の空洞の中に占いクジが入っているフォーチュンクッキーや、ハート型などレアなフォルムが混入しているスナック菓子や、1つだけものすごく酸っぱいジャムが入っているロシアンルーレットのようなガム、などゲーム性のあるお菓子達と比べてもこの「竹下のあたり付きバー」の仕組みは特によく出来ている

 

明治チューインガム すっぱいレモンにご用心 3個×20袋

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 「どうぶつ見ぃつけた!」は芸術と呼んでもいいほどの美しさを持っている。この棒切れにはエンタメの奥義がやどっているからだ。

公式ホームページによれば、「毎年新しい仕組みの当たりくじ遊びを採用しています」とある。ということはあと一年もすればこの「どうぶつ見ぃつけた!」キャンペーンは終わり、新しい絵柄や仕組みが導入されるということだ。

なんと贅沢なことだろう。

2016年、「どうぶつ見ぃつけた!」という小さくて地味だけど、芸術的な販促があったという事実をアーカイブするために私はこのエントリーを書いた(自分がすごく感動したということも添えて)

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戦況報告!

一週間ほどかけ5本のミルクックを食べて今のところ50ポイント当たりました。

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最近、コンビニにまつわるエントリー記事が続いている。
弁当や飲み物お菓子など、(水分やタンパク質、脂質といった)化学的な意味で、私のカラダの30パーセントぐらいはコンビニでできている。(40%越えてるかも?)

 

monsternow.hatenablog.com

 

 

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