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ナウは創作モンスター

俺が書いたマンガ置き場。雑記もあるよ!

ミリペンをセットで買うから出来ること

道具・画材・資料

今年の8月ごろから丸ペンGペンといった、いわゆる「付けペン」という筆記用具をつかってマンガを書くようになりました。

今回のエントリーでは付けペンと出会う前
筆圧関係なく表記通りの太さが出せるペン=ミリペンだけを使ってマンガにペン入れをしていた頃の試行錯誤のひとつを告白してみたいと思います。

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(ミリペン。写っているのは「Too コピック マルチライナー」)

まずは、下の漫画原稿用紙をスキャンした画像をご覧ください。

 

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遠近を出したい構図のコマを描画する時に、
カメラに近い樹木はミリペン(0.1mm)で、カメラから遠い樹木はかなり細いミリペン(0.03mm)でペン入れすることで
遠近感をより強調させる、という方法を試してみました。

※このコマは#17「食物連鎖」の6ページ目にあります。

monsternow.hatenablog.com


濃い緑色で彩色したらペン線の太さがあんまり目立たなくなっちゃった(笑)

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イラストやマンガには色々な遠近の表現方法があるかと思います。

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このように近くの植物はペンで描画し、より遠くの植物はスクリーントーンを削ってシルエットだけで表現する、などなど。

今回やってみた「被写体とカメラの距離で輪郭線の太さを変える」という表現方法は、マンガと言うよりゲームやCGアニメ等で採用されている技法に近いんじゃないでしょうか。

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(↑カメラが3Dオブジェクトに近づくと、表面のテクスチャが荒く見える、みたいなイメージ)

 

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複数の太さのミリペンがセットで売られているのも、
こういった「セットだからこそできる演出」があるからなんですね。

実際に書いてみて初めて深く理解できた気がします。

 

上掲のマンガのコマは日本製Tooコピックのミリペン→Too コピック マルチライナー 4本組 ブラック Aセット

と、

ドイツ製STAEDTLERのミリペン→ステッドラー 水性ペン ピグメントライナー 6本セット 308 SB6P

二つのメーカーのミリペンを

同じコマで併用してみるという実験も兼ねていました。
結果、メーカーが違うミリペンを一つのイラストでごちゃ混ぜに使っても全く問題はないと私は判断しました。
セットで買った内の一番よく使う太さのペンのインクが切れてしまった場合、次も必ず同じメーカーのペンを買ってそろえなきゃ! と神経質なることもないでしょう。

 
0.03ミリという一番細いミリペンはご覧の通り細いだけではなく、ちょっとインクが薄い感じになります。

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マンガを読んでいると0.03mmよりも細い線で描画されているようなコマに出会うことがあって、
「これってどんなペンでペン入れしてるんだろう?」と、
「マンガ 細い ペン」みたいな感じでググったのが丸ペン・付けペンを使い始めるきっかけになりました。

 

monsternow.hatenablog.com

 

付けペンに関する試行錯誤日記も後日エントリーに書きます。

ブログ内にある「道具・画材・資料」カテゴリーのエントリーはどんどん充実していくはずです。